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Fortune and misfortune are next door neighbors. 「禍福はあざなえる縄の如し」ってとこですかね。
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    職業: くたばり損ないの猫

    趣味: 工作&洋弓&カレー

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    2014年の秋ごろから「美味しいカレー作り」にはまっています。
    最初はそこいらで売っているカレーセットなどを工夫して、より美味しく出来ないかと考えるだけだったのですが、追求しているうちに楽しくなり、いつの間にずいぶんと遠いところまでやってきてしまいました。

    ちなみに「木曜日の夜に調理して、3日間熟成させてから仕上げ、日曜日の夜と月曜日の朝に食べる」といったサイクルで続けており、今のところ大風邪をひいた一回を除いて欠かしていません。
    そろそろ大きな失敗をすることもなくなってきたので、これまでに作ったカレーなどについて書いて見ました。
    基本的には、まだ記事にしてないカレーを作った時にレシピ追加する予定です。
    過去に紹介したカレーを改良した際には、修正していく形で更新していこうと思ってます。

    ※このエントリは常にトップに表示されます



    【コラム】
    カレー粉を作ろう Edit!!
    テンパリング&アメタマ
    水加減、塩加減

    【レシピ】
    カシミール風カレー「ヤクニ」
    角煮カレー
    チキンカレー(野菜カレー)
    タイカレー(グリーンカレー)
    ほうれん草カレー(サグマサラ)
    ビーフカレー New!!


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    多少の個体差もあるようですが、概ね真っ赤になってきたので、充分に熟したものから収穫します。



    今回取れたのはこのくらいです。
    あと同じくらい緑色の実が残っているので、それが採れたら今季の収穫は終了ですね。
    最初に聞いていた話では三年目で両手いっぱいくらいに採れる……とのことでしたが、それよりもちょっと少なかったようです。
    自家受粉をもう少し丁寧にやれば、数も増えていたかもしれませんね。
    来年度に期待です。

    右奥に写っているのは熟しすぎていました。
    本場ブラジルでは「ドライオンツリー(樹上完熟豆)」と言って、樹上にあるまま完熟させる手法もあるので、多少は熟しすぎても平気だろうと思って放置してたのですが……。
    皮を剥いたら、傷みが果実を通り越して種にまで及んでいました。
    ひび割れているものも見られますが、ここまで熟す前に収穫してしまったほうが良いようです。



    早速皮むきを。
    「果肉の薄いさくらんぼ」といった感触で、種の手応えはかなりしっかりとあります。
    基本的には一つの果実に二つの種が入っていますが、小ぶりな実はほとんどピーベリー(種が一つしか入っていない丸豆)でした。
    種の周囲は超ヌルヌルな皮膜に覆われていて、これを手作業で除去するのは難しそうなので、このまま乾燥させることにしました。
    乾燥したら殻を剥いて生豆の完成……になるはずです。


    ようやく、実が赤くなり始めました。
    前回、花がたくさんついて期待したのですが、自家受粉が足りなかったみたいで、あまり実にはなっていないみたいです。
    で、これはいつ収穫するものなのでしょうか……?
    鳥に食べられないかもちょっと心配です。
    オススメ度:★★★★★
    調理時間:牛肉仕込み2時間+20分→カレー1時間→熟成2~3日間→仕上げ10分

    解説:解説不要、ごく普通のビーフカレーです。
    圧力鍋を仕えば、牛肉がトロトロのホロホロになります。

    所見:私の場合、父親が特にビーフの香りが苦手なので念入りに臭い消しをしていますが、ビーフの臭いが嫌いでないのなら一番最初の臭い消しは必要ありません。

    反省点:今回に限らない話ですが、完成時に鍋の縁にオコゲがこびりついているのが気になってきました。
    これを混入させたら、カレーが黒っぽくなってしまいます。
    ヘラを活用して、作成中から鍋の縁をこそいだほうが良いかもしれませんね。



    みんな大好きビーフカレー。
    ビーフカレーはカレーの王様です。



    ◆基本カレー具材(6人分、最低これだけあればカレーにはなります。これだけでは寂しいですけどね)
    ・カレー粉(こちらのエントリで紹介したもの):40~46グラム
    ・塩:14グラム+仕上げ時に微調整
    ・にんにく:大1/2個
    ・すりおろし生姜:小さじ1
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆追加カレー具材(必須ではありませんが、あるとより美味しくなります)
    ・スタータースパイス(クローブ、ローレル、コリアンダー、オールスパイス):それぞれ少々
    ・冷凍玉葱(アメタマ用みじん切り):1個分
    ・ローレル(煮込み用。肉なしなら不要です):4枚

    ◆スープ(この辺りはお好みでどうぞ)
    ・カットトマト缶詰:50~400cc(200cc辺りからトマト味が強くなります)
    ・水:0~350cc(上記トマト缶詰との合計が400ccになるように調節します)
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・赤ワイン:50cc
    ・コーヒー:200cc
    ・ギー(インド発酵バター):大さじ2
    ・マンゴチャツネ:小さじ1

    ◆野菜(いつも使ってるものでどうぞ)
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・赤パプリカ:1/2個
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶

    ◆肉その他(今回のカレーで使う特徴的な具材です)
    ・牛肉シチュー用:500グラム
    ・シナモン:4グラム(煮込み用3グラム+仕上げ用1グラム)
    ・ハーブ(タイム、オレガノ、ローレル、パセリをパウダーにしたもの):4グラム



    調理準備。
    (この部分は画像および文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)



    カレー粉をメインスパイスと仕上げ用スパイスに分けておきます。
    仕上げスパイスは10グラム前後、残りをメインスパイスに。
    今回はシナモンをメインスパイスに3グラム、仕上げスパイスに1グラム、この段階で混ぜておきます。
    塩もこの段階で計って用意しておくと、後でバタバタしないで済みます。
    右下のスパイスは後述するテンパリング用のスタータースパイスです。ローレル二枚分、クローブ、コリアンダー、オールスパイスをそれぞれひとつまみ。



    まずは牛肉の仕込みをします。



    ワイン200ccに漬け込み、タイム、オレガノ、ローレル、パセリ。いわゆるブーケガルニと呼ばれるハーブを粉にしたものを揉み込み、ラップをかけて2時間ほど放置します。
    2時間経ったらワインとハーブは捨てます。もったいないですが、捨てるのです。



    牛肉のみを圧力鍋に移し、スライスにんにくと一緒に煮込みます。
    水の量は基本的には肉の重さと同量かそれ以上。今回は500グラムの肉なので、500ccといった要領です。
    点火後、蒸気が吹き出したら弱火にして15分。



    こんな感じに茹で上がります。



    野菜を切ります。
    人参はサイコロ大、玉葱とパプリカはザク切り、エリンギは輪切り、にんにくのみみじん切りです。





    スープを作ります。
    (この部分は画像および文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)

     

    カットトマト缶詰、水、鶏がらスープ、赤ワイン、コーヒー、ギー(インド発酵バター)、マンゴチャツネ、すりおろし生姜、みじん切りにんにく、そして後述するアメタマの副産物である玉葱の絞り汁を一つのボウルに入れて軽く混ぜておきます。



    テンパリングで油に香りをつけ、その後アメタマを作ります。
    この作業はこちらのエントリをどうぞ。(別窓で開きます)



    アメタマが出来たら、テンパリングで作ったスパイス油を入れて、野菜を炒めます。
    順番は、硬い野菜(ここでは人参)→柔らかい野菜(ここでは玉葱エリンギひよこ豆パプリカ)の順番です。

     



    人参は柔らかくするというよりも、油をしっかり絡めて熱くする程度で構いません。
    焦がさないことを最重要として、鍋の底をさらいながら火を通していきます。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープと牛肉を投入。
    野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちしたら、水を加えて全体量を調節しつつ、再び煮立たせます。
    水加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)



    カレー粉およびローレル投入。



    牛肉トマトスープがビーフカレーに転生します。
    弱火にして、煮込みモードに入ります。
    キッチンタイマーをセット、皿などを洗いながら4分おきにかき回します。
    焦げ付かないように、鍋の底をさらう感じで。



    4分おきにかき回すのを7~8セット繰り返すころには、玉葱は完全に透明になっています。



    あとは熟成を待ちます。
    夏場は傷まないように細心の注意を。
    カレーに繁殖する細菌が好む温度は40度前後だそうです。暑い季節には決して常温では保存しないでください。
    可能であれば、冷蔵庫に入れておくことを強くオススメします。
    とはいえ、実のところ私は冷蔵庫も100パーセントは信用していません。
    特に夏場は一日に一度、最低でも二日に一度は火を通して煮立たせています。



    三日後。
    まずはカレーを完成させます。
    仕上げスパイスとラードを入れて、塩加減を微調整。



    塩加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)
    味が整ったら完成です。



    牛肉ゴロゴロビーフカレー。
    やっぱりビーフカレーである以上、「牛肉食った!」感が欲しいですよね(笑)



    シナモンの甘い香りがたまりません。

    オススメ度:★★★★★
    調理時間:カレー1時間→熟成2~3日間→仕上げ10分

    解説:インド料理店ではわりと定番で、「サグマサラ」「サグパニール」などと呼ばれるインド風グリーンカレーです。
    大量のほうれん草をペースト状にして煮込んであり、初めて見た人はその緑色の見かけに驚くかも知れません。
    味の方は見かけとは裏腹にものすごくまろやかで、いつものトマト味のカレーとはまた別の方向性の美味しさがあります。

    所見:目標としていたお店のほうれん草カレーの味には随分と近づけた気がしますが、本物はもう少し味が引き締まっていたような気もします。
    トマトをほんの隠し味程度に(30cc程度?)使うことで、もう少し再現度が高まりそうです。

    反省点:味がまろやかなのは良いのですが、まろやかすぎるというのも問題のようです。
    ほうれん草をスパイスとみなして二度に分けて入れることで、とんがった味にすることが出来そうです。
    まだまだ美味しくなる余地がありそうですね。



    今では閉店してしまったインドカレー屋さんの「ジョティ」で出されていた「ほうれん草チキンカレー」を再現しようと試みたものです。
    元はといえば、私がスパイスカレーを作るきっかけになったのも、ジョティが無くなってしまい、ほうれん草カレーが食べられなくなったためです。
    いわば、私のスパイスカレーの原点と言えるかも知れませんね(笑)
    ちなみに、イカスミを入れているのは、「ジョティのカレーにはこれが入っていたのではないか」という私の思い込みによるものです。



    ◆基本カレー具材(6人分、最低これだけあればカレーにはなります。これだけでは寂しいですけどね)
    ・カレー粉(こちらのエントリで紹介したもの):40~46グラム
    ・塩:14グラム+仕上げ時に微調整
    ・にんにく:大1個(仕込み1/2個+仕上げ1/2個)
    ・すりおろし生姜:小さじ1
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆追加カレー具材(必須ではありませんが、あるとより美味しくなります)
    ・スタータースパイス(クローブ、ローレル、コリアンダー、オールスパイス):それぞれ少々
    ・冷凍玉葱(アメタマ用みじん切り):1個分
    ・ローレル(煮込み用。肉なしなら不要です):4枚

    ◆スープ(この辺りはお好みでどうぞ)
    ・カットトマト缶詰:50cc
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・赤ワイン:50cc
    ・コーヒー:200cc
    ・ギー(インド発酵バター):大さじ2
    ・マンゴチャツネ:小さじ1

    ◆野菜(いつも使ってるものでどうぞ)
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・赤パプリカ:1/2個
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶

    ◆肉その他(今回のカレーで使う特徴的な具材です)
    ・鶏もも肉(およそ300グラム):一枚
    ・ほうれん草(6~7束入り):二把
    ・イカスミ(冷凍1cm角):2ブロック
    ・ブラックペッパー:4グラム



    調理準備。
    (この部分は画像および文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)



    カレー粉をメインスパイスと仕上げ用スパイスに分けておきます。
    仕上げスパイスは10グラム前後、残りをメインスパイスに。
    塩もこの段階で計って用意しておくと、後でバタバタしないで済みます。
    右下のスパイスは後述するテンパリング用のスタータースパイスです。ローレル二枚分、クローブ、コリアンダー、オールスパイスをそれぞれひとつまみ。



    野菜と鶏もも肉を切ります。
    人参はとにんにくはみじん切り、玉葱とパプリカはザク切り、エリンギは輪切りです。
    鶏もも肉はひと口サイズ、皮や脂身は残してます。





    スープを作ります。
    (この部分は文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)



    ほうれん草(水100ccとともにミキサーにかけてペースト状にしたもの。これだけで500ccくらいになってます)、イカスミ、トマト缶詰、鶏がらスープ、赤ワイン、コーヒー、ギー(インド発酵バター)、マンゴチャツネ、すりおろし生姜、みじん切りにんにく(仕込み用)、そして後述するアメタマの副産物である玉葱の絞り汁を一つのボウルに入れて軽く混ぜておきます。



    テンパリングで油に香りをつけ、その後アメタマを作ります。
    この作業はこちらのエントリをどうぞ。(別窓で開きます)



    アメタマが出来たら、テンパリングで作ったスパイス油を入れて、鶏もも肉と野菜を炒めます。
    順番は、鶏もも肉→野菜の順番です。
    今回は人参がみじん切りなので、硬い野菜として分けることをせずに一度に入れています。





    鶏もも肉は必ず皮目から。
    人参は柔らかくするというよりも、油をしっかり絡めて熱くする程度で構いません。
    焦がさないことを最重要として、鍋の底をさらいながら火を通していきます。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープ投入。
    肉や野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちしたら、水を加えて全体量を調節しつつ、再び煮立たせます。
    水加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)



    カレー粉およびローレル投入。



    ほうれん草スープがカレーに転生します。
    弱火にして、煮込みモードに入ります。
    キッチンタイマーをセット、皿などを洗いながら4分おきにかき回します。
    焦げ付かないように、鍋の底をさらう感じで。



    4分おきにかき回すのを7~8セット繰り返すころには、玉葱は完全に透明になっています。



    あとは熟成を待ちます。
    夏場は傷まないように細心の注意を。
    カレーに繁殖する細菌が好む温度は40度前後だそうです。暑い季節には決して常温では保存しないでください。
    可能であれば、冷蔵庫に入れておくことを強くオススメします。
    とはいえ、実のところ私は冷蔵庫も100パーセントは信用していません。
    特に夏場は一日に一度、最低でも二日に一度は火を通して煮立たせています。



    三日後です。
    仕上げスパイス、仕上げにんにく(みじん切り)、ラードを入れて、塩加減を微調整します。



    塩加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)
    味が整ったら完成です。



    一般的なサグマサラよりも黒いですが、ジョティのほうれん草カレーはこんな色だったように思います。



    見かけからは想像できないほど、ふんわりとした丸い味になっています。
    いつものカレーは酸味が強く、トマトに味を引っ張られていることを実感させられますね。

    オススメ度:★★★★☆
    調理時間:1時間半→熟成1日→仕上げ10分

    解説:最近は専門店も増えてきたので食べる機会も多くなってきたタイカレーです。
    材料さえ集まれば、とても手軽に作れて味付けの失敗もしにくいので、おそらく難易度はかなり低いと思われます。

    所見:プリックキーヌー(タイの青唐辛子)、ホムデン(タイの赤玉葱)、カピ(タイのエビの塩漬けペースト)、生レモングラス、バイマックルー(こぶみかんの葉)、この辺りの調達をどうするかがポイントですね。
    ホムデンの代わりに普通の玉ねぎを使うレシピも見かけます。
    プリックキーヌーはとんでもなく辛いものなので、扱いも慎重に。一本増やすだけでドカンと辛くなります。

    反省点:以前プリックキーヌーを15本いれたら辛くなりすぎたので、今回は12本にしたのですが、これでもやっぱりかなりの辛口でした。
    10本くらいで充分かもしれません。
    あと、パプリカを入れ忘れて、後から慌てて投入することに。材料を変えた時は要注意ですね。



    今回はほうれん草カレーでも作るかと思っていたのですが、隠し味に使うイカスミの良質なものがもうすぐ手に入りそうなので、ほうれん草カレーはそれが届いた後に作ることにして、今回は趣向を変えてタイカレーとなりました。
    特徴は何と言ってもココナッツミルクです。ピリ辛なので「カレー」にカテゴライズされていますが、実際にはカレーというよりも「ピリ辛ココナッツ煮込み」と言ったほうが正確です。
    本場のものはしばしばタケノコの細切りを入れていますが、別に入れなくてもまったく遜色ない味になります。それどころか、具材は普段のカレーで使っているものでまったく問題はありません。(ジャガイモくらいは避けたほうが良いかも……)

    あと、今回から赤パプリカがレギュラー野菜に加わることになりました。
    父親がすこぶる良い噂を聞いたとかで、しばらくは試してみることになりそうです。
    それではレシピからどうぞ。



    ◆タイカレーペースト
    ・プリックキーヌー(タイの青唐辛子):10~12本
    ・ホムデン(タイの赤玉葱):30グラム
    ・生姜:10グラム
    ・レモングラス(生):25グラム
    ・ニンニク:30グラム
    ・ナツメグ:1個(およそ4グラム)
    ・クミン:6グラム
    ・コリアンダー:6グラム
    ・ブラックペッパー:2.5グラム

    ◆スープ
    ・塩:12グラム+仕上げ時に微調整
    ・カピ(タイのエビの塩辛ペースト):10グラム
    ・ココナッツミルク(400cc):1缶
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・バイマックルー(こぶみかんの葉):数枚
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆肉・野菜などの具材
    ・鶏もも肉(およそ300グラム):1枚
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶
    ・赤パプリカ:1/2個



    今回は食材がいつもと全然違うので、ひと通り解説していきます。



    カレー粉はいつものは使いません。
    タイカレー用にクミン、コリアンダー、ブラックペッパー、ナツメグを用意しています。



    写真左の青唐辛子がプリックキーヌーですが、これは日本の獅子唐辛子や伏見唐辛子とは完全に別種です。代用はできませんのでご注意を。
    普通の唐辛子よりも飛び抜けて辛く、軽はずみに混ぜ過ぎると本当に食べられなくなるので、慎重に取り扱うことをオススメします。
    次に写真右下の赤い小ぶりな玉葱。これがホムデンです。玉葱というよりも西洋のエシャロットに近い品種だそうで、実際にホムデンとエシャロットを混同して取り扱っている店も多いくらいです。
    写真右上の細いのがレモングラス。乾燥しているものではなく、生のものです。
    椿っぽい葉っぱがバイマックルー。こぶみかんの葉っぱで、カレーにおけるローレルのように香りつけに使います。



    これがカピ。タイ料理では非常に頻繁に使われる、エビの塩辛ペーストです。
    醗酵しているためとんでもなく臭いので、使わない時は容器ごとジップロックに入れて、冷蔵庫の最下段に封印しています。

    どれも、アジアンマーケットが近くにあれば簡単に手に入ります。
    近場にこういったものを扱う店を一軒でも見つけておくと何かと便利なので、探してみるのも一興かと。
    私も材料調達はもちろん、タイカレーの作り方などでも随分とお世話になっています(笑)

    それでは始めましょう。



    タイカレーペーストを作ります。
    作り方は至って簡単。



    プリックキーヌー、ホムデン、生姜、レモングラス、ニンニクをザクザクに切って、ナツメグ、クミン、コリアンダー、ブラックペッパーを混ぜて、若干の水を加えつつミキサーでガーッとやるだけです。



    これがタイカレーペーストです。
    ペーストを大量に作って、この状態で冷凍保存するという話もしばしば耳にしますね。
    人によってレシピも違うようで、この時点でココナッツミルクやカピを入れる人もいます。
    私は、カピをミキサーにかけると後始末が大変になるので、ここでは入れずにスープに混ぜて使ってます。



    スープを作ります。
    さっきのタイカレーペーストにココナッツミルク、鶏がらスープ、カピ(お湯で緩めたもの。超臭い)、塩を入れて、よくかき混ぜておきます。





    野菜と鶏もも肉を切ります。
    人参はサイコロ大、玉葱はザク切り、エリンギは輪切り。
    ※写真にはありませんが、赤パプリカもここで切っておきましょう。



    鶏もも肉はひと口サイズ、皮や脂身は出来るだけ残してます。
    ちなみに、今回はにんにくはすべてペーストに入れてあります。



    点火。
    今回はテンパリングもアメタマもなしです。
    テンパリングすると、タイカレーのいかにもと言った香りがむしろ弱まってしまう気がします。スタータースパイスをきちんと選べば良いのかもしれませんが……。
    アメタマも、グリーンカレーなのに茶色っぽくなってしまうのがいかにも残念なので、外してます。

    オリーブオイル(なければ食用油)を入れて、鶏もも肉と野菜を炒めます。
    順番は、鶏もも肉→硬い野菜(ここでは人参)→柔らかい野菜(ここでは玉葱エリンギひよこ豆パプリカ)の順番です。
    ※写真にパプリカがありませんが、単純に入れ忘れです。ここで入れてください。







    鶏もも肉は必ず皮目から。
    人参は柔らかくするというよりも、油をしっかり絡めて熱くする程度で構いません。
    焦がさないことを最重要として、鍋の底をさらいながら火を通していきます。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープとバイマックルーを投入。
    肉や野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちしたら、水を加えて全体量を調節しつつ、再び煮立たせます。
    水加減については、普通のカレーと変わりません。
    こちらのエントリを参考にしてください。(別窓で開きます)



    ここでようやくパプリカの入れ忘れに気づきました。
    いつもの材料だけで安心してたら、赤パプリカがテーブルの上に鎮座しているのを見て卒倒しそうに。



    慌ててザク切りにして炒めて放り込みました(汗)



    弱火にして、煮込みモードに入ります。
    キッチンタイマーをセット、皿などを洗いながら4分おきにかき回します。
    焦げ付かないように、鍋の底をさらう感じで。
    途中から、だんだんタイカレー特有の香りが立ち込めてきます。



    4分おきにかき回すのを7~8セット繰り返すころには、玉葱は完全に透明になっています。



    タイカレーの熟成は一日で充分です。
    おそらく熟成などさせずにそのまま食べても充分美味しいとは思いますが、一日待つと鶏肉がとんでもなく柔らかくなるので、私は必ず一日は待ちます。
    どうやら、ココナッツミルクにはものすごい統合力が備わっているようで、大抵の食材を強引とも言えるほどに統合して、味をまとめてしまいます。
    これを発見したタイ人はすごいですね。



    最後にラードを投入、塩を微調整して完成です。
    塩の加減も基本的には普通のカレーと同じです。
    こちらのエントリ(別窓で開きます)を参考にしてくださって結構ですが、タイカレーの場合、塩が控えめでもかなり美味しく食べられます。
    いつもよりは塩を少なめで攻めてみるとちょうどよくなると思われます。



    完成です。
    具材はいつも通りなのに、味も香りも完璧なタイカレーです。



    鶏もも肉がホロホロに柔らかくなってます。いつものカレーではこうはいきません。
    きっとタイ人の昔からの知恵で、ココナッツミルクによる何かしらの化学反応を利用しているのでしょう。
    ココナッツミルクには、味の統合だけでなく色々と秘密がありそうですね。
    水加減について。

    肉と野菜を炒めてスープを入れたら、次は水を入れる番です。
    しかし、カレールーのように指定されていない場合、カレーに入れる水の量は慣れないうちは苦労するものです。
    特に、野菜などの具材によっても水の量は変化するので、一概に「○○cc」と言い切れないところが辛いです。

    参考までに私の6人前を書くと(目安程度ですが)、スープとの合計が950~1000ccになるようにしています。
    例えば、スープが「ワイン50cc+コーヒー200cc+トマト400cc+その他=約700cc」だった場合、水は250cc~300ccと言ったところでしょうか。
    もちろん、水は調理している間にどんどん蒸発しては足して調節していくものなので、入れてハイおしまいと言うわけには行かないものです。
    最終的には各自の人数分に合わせてやりくりしていただくしかありません。

    ちなみに、私は鍋の取っ手の固定金具(下記画像)を目安に総量を見極めていますが、このあたりも各自の目安を作っておくと、次の時に「水どんくらい入れるんだっけ?」と迷わずに済みます。



    具体的には、



    見えますでしょうか?
    こんな感じで、下側の金具がチラチラと顔を出すか出さないか、といったところで合わせてます。
    普段ルーでカレーを作っているのであれば、一度は完成時点での水位を見て覚えておくといいかも知れませんね。



    塩加減について。

    塩はその性質上、後から足すことはできても減らすことは絶対にできません。
    レシピに書いてある塩の量ですが、これだけではかなり薄味です。
    これは、「とりあえず、これくらいは入れても多すぎにはならない」という安全圏と言ったところでしょうか。
    実際には、仕上げスパイスとラードを入れた後に、1~3グラムくらいは入れてます。
    この部分は使った具材にも左右されるので、その時その時に応じて調整していくしかありません。「すべてのカレーに共通する塩の量」という都合の良いものはないのです。

    実は、この作業がスパイスカレーを作る中で最も難しい作業とも言えます。
    なぜなら、カレー単体で味見するのとご飯にかけて食べるのとでは全然印象が変わるからです。
    カレー単体で味見をして「ちょうど良い」と感じるのでは、ご飯にかけた時には塩味が薄まってしまい、「なにこれ? メチャクチャ薄いじゃん」と感じてしまいます。塩分控えめな方にはこれくらいで良いのかも知れませんが……。
    カレー単体では「ちょっぴり塩がきついかも?」と思うくらいで、ご飯にかけた時にはちょうど良くなります。

    決して大胆にはならず、指先でひとつまみずつ、丁寧に塩を加減していきましょう。
    慎重に、慎重に、味見の段階で「ちょっと塩がきついかも?」という感覚に近づけていきます。

    どうしても塩加減に自信が持てなかったら、「とりあえず薄め」に作っておいて、実際にご飯にかけて食べながら塩を振って調節すると良いでしょう。
    その際に、ご飯とセットで「うん、美味しい」と感じるようになったら、その時点でカレーのスープだけを食べてみて、塩加減の感覚を掴んでおくというわけです。

    オススメ度:★★★★★+α
    調理時間:カレー1時間→熟成2~3日間→仕上げ10分→野菜10分

    解説:すべての基本となるチキンカレーです。
    今回はトッピングとして野菜を乗せていますが、カツカレーでもコロッケカレーでも、なんにでも応用出来ます。

    所見:品種にもよるのかも知れませんが、ごく普通のミニトマトは熱すると酸っぱくなります。酸っぱいのが苦手な人は避けたほうが良いかも。
    ピーマンは臭いが結構きついです。入れ過ぎるとピーマンカレー化するので注意。
    オクラは表面が焦げ始めるくらいまで炒めたほうがカレーに馴染みやすい。トマトやピーマンとは炒め時間が異なるので、別々に炒めたほうが良いかと。

    反省点:今回は特にありません。
    強いて言うなら、鶏肉250円、トッピング野菜400円と、ビーフカレー並の値段になってしまったことくらいでしょうか。
    冷蔵庫の余り物を使うのでもない限り、野菜カレーも結構高く付きますね。



    ここんところ、牛乳たっぷりカシミールカレーに豚肉ゴロゴロ角煮カレーとコッテリ系が続いたので、今回こそはと夏っぽいサッパリ野菜カレーを作りました。
    野菜カレーとは言いますが、メインはミニトマトです。
    ミニトマトはしばしばピザに乗せて焼いていますが、これがとてもツーンと鮮烈な酸味を出してくれるので、カレーに入れない手はないと思い、たっぷりと2パック入れました。
    それでは、レシピからいきましょう。



    ◆基本カレー具材(6人分、最低これだけあればカレーにはなります。これだけでは寂しいですけどね)
    ・カレー粉(こちらのエントリで紹介したもの):40~46グラム
    ・塩:14グラム+仕上げ時に微調整
    ・にんにく:大1/2個
    ・すりおろし生姜:小さじ1
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆追加カレー具材(必須ではありませんが、あるとより美味しくなります)
    ・スタータースパイス(クローブ、ローレル、コリアンダー、オールスパイス):それぞれ少々
    ・冷凍玉葱(アメタマ用みじん切り):1個分
    ・ローレル(煮込み用。肉なしなら不要です):4枚

    ◆スープ(この辺りはお好みでどうぞ)
    ・カットトマト缶詰:50~400cc(200cc辺りからトマト味が強くなります)
    ・水:0~350cc(上記トマト缶詰との合計が400ccになるように調節します)
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・赤ワイン:50cc
    ・コーヒー:200cc
    ・ギー(インド発酵バター):大さじ2
    ・マンゴチャツネ:小さじ1

    ◆野菜(いつも使ってるものでどうぞ)
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶

    ◆肉その他(今回のカレーで使う特徴的な具材です)
    ・鶏もも肉(およそ300グラム):一枚
    ・ミニトマト(7~8個入り):2パック
    ・ピーマン:2個
    ・オクラ:7~8本



    調理準備。
    (この部分は画像および文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)



    カレー粉をメインスパイスと仕上げ用スパイスに分けておきます。
    仕上げスパイスは10グラム前後、残りをメインスパイスに。
    塩もこの段階で計って用意しておくと、後でバタバタしないで済みます。
    右下のスパイスは後述するテンパリング用のスタータースパイスです。ローレル二枚分、クローブ、コリアンダー、オールスパイスをそれぞれひとつまみ。



    野菜と鶏もも肉を切ります。
    人参はサイコロ大、玉葱はザク切り、エリンギは輪切り、にんにくのみみじん切りです。
    鶏もも肉はひと口サイズ、皮や脂身は出来るだけ残してます。



    トッピング用のミニトマト、ピーマン、オクラはこの時点ではまだ手を付けていません。(食べる当日に買ったほうが良いです)



    スープを作ります。
    (この部分は画像および文章を使い回します。いつもと違う時は赤字で書きます)



    カットトマト缶詰、水、鶏がらスープ、赤ワイン、コーヒー、ギー(インド発酵バター)、マンゴチャツネ、すりおろし生姜、みじん切りにんにく、そして後述するアメタマの副産物である玉葱の絞り汁を一つのボウルに入れて軽く混ぜておきます。



    テンパリングで油に香りをつけ、その後アメタマを作ります。
    この作業はこちらのエントリをどうぞ。(別窓で開きます)



    アメタマが出来たら、テンパリングで作ったスパイス油を入れて、鶏もも肉と野菜を炒めます。
    順番は、鶏もも肉→硬い野菜(ここでは人参)→柔らかい野菜(ここでは玉葱エリンギひよこ豆)の順番です。







    鶏もも肉は必ず皮目から。
    人参は柔らかくするというよりも、油をしっかり絡めて熱くする程度で構いません。
    焦がさないことを最重要として、鍋の底をさらいながら火を通していきます。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープ投入。
    肉や野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちしたら、



    水を加えて全体量を調節しつつ、再び煮立たせます。
    水加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)



    カレー粉およびローレル投入。



    トマトスープがカレーに転生します。
    弱火にして、煮込みモードに入ります。
    キッチンタイマーをセット、皿などを洗いながら4分おきにかき回します。
    焦げ付かないように、鍋の底をさらう感じで。



    4分おきにかき回すのを7~8セット繰り返すころには、玉葱は完全に透明になっています。



    あとは熟成を待ちます。
    夏場は傷まないように細心の注意を。
    カレーに繁殖する細菌が好む温度は40度前後だそうです。暑い季節には決して常温では保存しないでください。
    可能であれば、冷蔵庫に入れておくことを強くオススメします。
    とはいえ、実のところ私は冷蔵庫も100パーセントは信用していません。
    特に夏場は一日に一度、最低でも二日に一度は火を通して煮立たせています。



    三日後……。
    まずはカレーを完成させます。
    仕上げスパイスとラードを入れて、塩加減を微調整。



    塩加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)
    味が整ったら、チキンカレーは完成です。



    さて、今回は野菜カレーということで、ミニトマト、ピーマン、オクラを入れます。
    ミニトマトは半分にカット、ピーマンはひと口サイズの短冊、オクラはヘタを切ったものを斜めに半分で。



    先にミニトマトとピーマンをオリーブオイル(または食用油)でざっと炒めます。
    目安はミニトマトが少し緩くなってくる程度でいいと思います。
    皮が縮みますが、気にせずに。



    次に、オクラを炒めます。



    別々にしているのは、オクラは少し長めに炒めるのと、オクラのぬめりがトマトやピーマンに移らないためです。



    これをカレーに入れて完成。
    本来ならばトッピングとして別のお皿に用意したほうが良いのですが、混ぜた状態で寝かせたら翌朝にどんな味になっているのかを知りたくて、今回はすべてカレーに入れています。
    (3人で2回食べているので(三日後の夕飯とその翌日の朝食です)6人前を作っているのです)



    ちなみに翌朝食べた結果ですが、トマトは一晩くらいでは酸っぱさは飛びませんでした。
    オクラは味が染み込むほど美味しくなるので、これも入れちゃっても問題ありません。
    ピーマンに関してのみ、特有の青臭さがカレーに移ってしまいました。特別好きというのでもない限り、ピーマンは入れ過ぎないほうが良さそうです。



    熱したミニトマトの鮮烈な酸っぱさがたまりません。
    簡単な調理でカレーにインパクトを与えることが出来る、素晴らしいトッピングですね。
    ちょっと御縁のあるカバン屋さん兼喫茶店のプレオープンでいただいたアイスコーヒーがとても美味しかったので、簡単に出来る部分のみ真似してみました。
    話は単純、今まではアイスコーヒー用のポットで水出ししていたのを、ホットコーヒーと同じようにお湯で淹れて冷やすのみ。
    もちろん喫茶店ではネルドリップできちんと淹れているそうですが、そこまではさすがに真似できません(笑)
    ちなみに豆はマンデリンのストレートだそうです。(珍しい……)

    マンデリンは「苦味メイン」と聞いていたので生豆を注文する際には敬遠してたのですが、焼き方や淹れ方が良いのか、苦いだけでなくとてもコクのある美味しいものでした。
    私の豆は今はブラジルのレカント農園のものですが、アイスコーヒー用に深煎りしたこれをコーヒーメーカーで淹れて冷蔵庫で冷やしておくだけで、確かにいつもよりも濃く出るわりにスッキリしていて、かなりグレードがアップした感があります。
    アイス用の豆を熱湯で淹れたからといって、苦味が強くなりすぎたりクドくなったりといったことはないようです。
    なんといっても、アイスコーヒーポットに比べて短時間でできるのが嬉しいですね。(ポットだと8~10時間→お湯で淹れて冷却だと3時間)

    参考までに、お店はこちら。まさに今日(6月19日)オープンです。
    こないだまでカバン屋さんでしたが、最近移転した際に、喫茶店を兼ねるようになりました。
    犬が店長やってます(笑)
    オススメ度:★★★★★
    調理時間:角煮40分→冷却2時間→カレー1時間半→熟成2~3日間→仕上げ20分

    解説:ビーフカレーの豚肉版といったところです。
    とにかく肉! 肉を食べたい! という時には最適です。
    また、肩ロースはとても安いのでビーフカレーよりもお得感が大きいです(笑)。

    所見:豚の角煮にひと手間かけている以外には、基本的にポークカレーと同じです。
    圧力鍋が必要ですが、難易度は高くはないので誰にでも安心してオススメできるカレーです。

    反省点:豚肉の角煮の味に、もっと個性を出す工夫をしたいところです。
    今の時点でも充分に美味しいとは思いますが、その一方で「ポークカレーのポークが大きくなっただけ」感があるのも事実です。
    角煮の仕込みの時点で、白ワインまたは日本酒などを加えるなど、もう少し工夫すると良いかも知れません。



    「蕩ける牛肉」はビーフカレーの最大の楽しみと言えるでしょう。
    同じような肉の快感をポークカレーでも味わえないものかと考えて作ったのが、この角煮カレーです。
    途中までは角煮とまったく同じように豚肉を下茹でして、味を染み込ませる段階からカレー味を付けていくと言った要領です。
    前回がこってりカレーだったので今回はサッパリ系で行こうと思っていたのですが、家族からのリクエストがあり、急遽これになりました。

    まずはレシピから。



    ◆基本カレー具材(6人分、最低これだけあればカレーにはなります。これだけでは寂しいですけどね)
    ・カレー粉(こちらのエントリで紹介したもの):40~46グラム
    ・塩:14グラム+仕上げ時に微調整
    ・にんにく:大1/2個
    ・すりおろし生姜:小さじ1
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆追加カレー具材(必須ではありませんが、あるとより美味しくなります)
    ・スタータースパイス(クローブ、ローレル、コリアンダー、オールスパイス):それぞれ少々
    ・冷凍玉葱(アメタマ用みじん切り):1個分
    ・ローレル(煮込み用。肉なしなら不要です):4枚

    ◆スープ(この辺りはお好みでどうぞ)
    ・カットトマト缶詰:50~400cc(200cc辺りからトマト味が強くなります)
    ・水:0~350cc(上記トマト缶詰との合計が400ccになるように調節します)
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・赤ワイン:50cc
    ・コーヒー:200cc
    ・ギー(インド発酵バター):大さじ2
    ・マンゴチャツネ:小さじ1

    ◆野菜(いつも使ってるものでどうぞ)
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶

    ◆肉その他(今回のカレーで使う特徴的な具材です)
    ・豚肩ロース(ブロック):950グラム
    ・にんにく(下茹で用):大1個
    ・生姜(下茹で用):上記にんにくと同程度。30グラムくらい?
    ・塩:小さじ1/3から1/2程度



    調理準備。
    この部分はテンプレなので画像および文章を使いまわします。



    カレー粉をメインスパイスと仕上げ用スパイスに分けておきます。
    仕上げスパイスは10グラム前後、残りをメインスパイスに。
    塩もこの段階で計って用意しておくと、後でバタバタしないで済みます。
    右下のスパイスは後述するテンパリング用のスタータースパイスです。ローレル二枚分、クローブ、コリアンダー、オールスパイスをそれぞれひとつまみ。



    それでは調理開始です。
    材料だけを見ると、つまらないくらいに普通のポークカレーですが、肉はドーンと950グラム。
    今回は1900グラムの冷凍肉を買ってあったので、母親が角煮(カレーではなく普通の)を作るための分を兼ねて、まとめて一気に下茹でします。



    業務スーパーで買っておいたデンマーク豚の肩ロース。
    100グラムあたり税込み78円。肩ロースは安価で大量に買えるので嬉しいですね。



    冷凍庫から冷蔵庫に移して、一日かけてじっくり解凍しておいたものを角煮サイズ(数センチ角)に切ります。
    このうちの一つを細切れにしてカレーの下味用に使うので、小皿にでも分けておきましょう。これは小さめのもので構いません。



    キッチンナイフを使って切ったので、大変な作業になりました(笑)
    もう一つ大きな包丁も無いでもないのですが、やはりこういった慣れない作業には、手に馴染んだものが一番安全かなと。



    これを、全部圧力鍋に入れて、水をたっぷりと。
    下茹での水量は、「肉の総量と同量」が基本です。肉2キロなら水は2リットルと言った感じです。
    「水ではなく、米のとぎ汁を使うことで肉の柔らかさが増す」という話をしばしば聞きますが、今のところ、ただの水でも充分すぎるほどに柔らかくなってます。
    肉のトロットロ具合にこだわるなら、試してみるのも良いかもしれませんね。

    にんにく(下茹で用)と生姜(下茹で用)をスライスして全部放り込みます。



    蓋をして火にかけます。
    最初は強火~中火、蒸気の噴出が始まったら弱火に変えます。
    タイマーセット。下茹での時間は肉の量に関わらず20分です。
    また、下茹では予熱を利用するとより柔らかく出来るそうなので、火を止めたあとも蒸気抜きをせず、完全に自然冷却で行うのが良いようです。
    2、3時間はかかるのでしばらく角煮は忘れて、この間にカレーのほうを作ります。



    野菜およびさっき小皿に分けた肩ロースの欠片を切ります。
    今回は人参はサイコロ大、玉葱はザク切り、エリンギは輪切り、にんにくのみみじん切りです。
    肉は細切れにしましょう。



    この肉はカレーの下味つけでもありますが、角煮カレーの場合「角煮を食べてしまうと、具が野菜のみ」という寂しいことになるため、「角煮を食べたあとにも最低限の肉が残るようにしておく」という意図があります。



    スープを作ります。
    カットトマト缶詰、水、鶏がらスープ、赤ワイン、コーヒー、ギー(インド発酵バター)、マンゴチャツネ、すりおろし生姜、そして後述するアメタマの副産物である玉葱の絞り汁を一つのボウルに入れて軽く混ぜておきます。



    前回はもう少し細かく段階を追っていたのですが、今回はこの時点でギー(インド発酵バター)とマンゴチャツネ、すりおろし生姜などを入れてしまいました。
    みじん切りにんにくもこの段階で入れてしまってもいいかも知れませんね。



    本日二度目の点火をします。圧力鍋は横に避けておいてください。
    テンパリングで油に香りをつけ、その後アメタマを作ります。
    この作業に関してはテンプレなので、こちらのエントリをどうぞ。(別窓で開きます)



    アメタマが出来たら、テンパリングで作ったスパイス油を入れて、細切れ肉と野菜を炒めます。
    順番は、肉→硬い野菜(ここでは人参)→柔らかい野菜(ここでは玉葱エリンギひよこ豆)の順番です。







    人参は柔らかくするというよりも、油をしっかり絡めて熱くする程度で構いません。
    焦がさないことを最重要として、鍋の底をさらいながら火を通していきます。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープ投入。
    肉や野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちさせます。



    にんにく投入。
    ここで水を加えて全体量を調節しつつ、ひと煮立ちさせます。



    水加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)



    カレー粉およびローレル投入。



    トマトスープがカレーに転生します。
    弱火にして、煮込みモードに入ります。
    キッチンタイマーをセット、皿などを洗いながら4分おきにかき回します。
    焦げ付かないように、鍋の底をさらう感じで。



    4分おきにかき回すのを7~8セット繰り返すころには、玉葱は完全に透明になっています。



    さて、一応ポークカレー(肉少なめ)は出来ましたが、本番はここからです。
    ……が、さっきの圧力鍋はまだ熱いと思うので、さらに1、2時間放置しましょう。



    圧力が落ちてロックが外れたら(ほとんどの圧力鍋には目安になるロックがあり、圧力が下がらないと蓋が開かないようになっています)、蓋を開けてみましょう。
    ここで出る大量のスープも使い道はあると思いますが、今のところ、あまり有効な使い道を見つけ出せてはいません。
    このスープをそのままカレーに入れるとヘット(豚の背脂です)が多すぎて油ギトギトカレーになってしまうのです。
    ちなみに、私の経験では、仕上げにはヘットではなくラード(牛の背脂です)を使ったほうが、より味がまろやかに馴染むように思います。

    このスープを冷やすと脂質が上の方で固形化するので、それを取り除いた肉汁を入れるのもいいかも知れませんが、手間と場所の問題でまだ試してはいません。
    ペットボトルを利用すると(逆さにして冷蔵庫に入れる→蓋のほうに肉汁が貯まる、とか)上手く行くかも知れませんね。そのうちやってみようと思います。

    ともあれ、今回はスープはばっさりと捨てます。



    こんな感じで茹で上がっています。
    これは1900グラム分(実際にはずっと軽くなっています)なので、半分はごく普通の角煮にしてもらうために母親にバトンタッチ。
    残りの半分をカレー味に仕込む事になります。



    ここからは小さい圧力鍋(多分2リットルくらい?)を使います。
    肉を敷き詰め、さっき作ったカレーから出来るだけ具が入らぬようにスープのみを300ccほど入れ、更に水を300ccほど混ぜます。
    水を混ぜるのは、カレーのとろみが圧力鍋と相性が良くないために薄める必要があるのです。
    更に、ここで塩を少し強めに効かせます。小さじ1/3から1/2くらいでしょうか。



    結構玉葱とか人参とかが混ざっちゃってますが、あまり気にせずに(笑)
    塩を効かせるのは、そのままでは実際にカレーと一緒に食べると、味がぼんやりしてしまうからです。
    上手く言い難いですが、塩なしでは「角煮カレー」というより「大きい豚肉が入ってるカレー」といった味になってしまうのです。
    ここは角煮に個性というかパンチを効かせるために、味はしっかりめに付けてあげましょう。
    ここで酒とかワインとか、角煮カレーに合う個性的な調味を研究するのも楽しそうですね。



    ここでは圧力鍋は7分程度で十分です。最初だけは強火~中火、蒸気を吹き始めたら弱火で。
    予熱は利用しないので、自然冷却なしで蒸気を抜いてしまって構いません。
    この時点でも充分におかずになりそうですが(笑)、肉はすべてカレーに入れます。
    注意点としては、圧力鍋に残ったカレースープは捨ててください。混入してしまった玉葱などの具くらいは戻しても問題ありませんが、スープまでカレーに戻してしまうと、塩がきつくなりすぎます。



    これで軽くひと煮立ちさせ、寝かせモードに入ります。
    夏場は傷まないように細心の注意を。
    カレーに繁殖する細菌が好む温度は40度前後だそうです。暑い季節には決して常温では保存しないでください。
    可能であれば、冷蔵庫に入れておくことを強くオススメします。
    とはいえ、実のところ私は冷蔵庫も100パーセントは信用していません。
    特に夏場は一日に一度、最低でも二日に一度は火を通して煮立たせています。



    So three days ago...

    肉がゴロゴロ過ぎて、調理が難しいことに(笑)
    仕方ないので、いったん肉をはずして、カレーの味を調整します。



    仕上げスパイスとラードを入れて、塩で味を整えます。
    塩加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)

    味が整ったら改めて肉を投入、冷えて硬くなってる肉を緩める意味も兼ねて、4分間x3セット煮込みました。



    完成しました。
    前回は盛り付けの写真を撮り忘れていたので、今回は忘れずにパチリ。



    豚肉ホロホロ、脂身もトロットロです。
    課題としては、角煮に塩を利かせているにもかかわらず、やはりまだ「ポークカレーのポークが大きくなっただけ」感が払拭しきれませんね。
    工夫次第で、まだまだ美味しくできそうです。
    とりあえず次にこれを作る時には、圧力鍋で味を染み込ませる際に、白ワインか日本酒などを混ぜてみようと思います。
    オススメ度:★★★☆☆
    調理時間:調理1時間強→熟成2~3日間→仕上げ10分

    解説:カシミール地方の民族料理「ヤクニ」を意識してアレンジしたものです。
    牛乳とヨーグルトが特徴的なホワイトカレーで、本場のものはとんでもなく辛いとか。

    所見:考えていたよりも、ずっと普通のカレーになってしまいました。
    牛乳とヨーグルトが塩味を引き立てるのか、塩分は通常よりも強く感じます。
    控えめに入れて、微調整していくことをオススメします。

    反省点:肉団子を炒めるのは別のフライパンで。
    また、肉団子は食べる直前にカレーに入れたほうが良いかも。



    一回目から変わりだねカレーというのもどうかとは思ったのですが、まあ最初だからこそというのもアリかなと思い、とりあえず記事にしてみます(笑)

    アーチェリー定例会で「カシミールカレー」なるものの存在を聞き、どんなものか調べて作ってみました。
    どうやら日本では上野にあるカレーの老舗「デリー」のオリジナルカレーである「カシミールカレー」なるものが有名らしいですが、これは別にカシミール料理を参考にしたわけではなく、単に名前を借りているだけみたいです。

    カシミール料理について調べてみると、「ヤクニ」というカシミール地方独特のカレーがあるそうで、これが本来の意味での「カシミールカレー」と思われます。
    ヤクニとは「肉汁」の意味だそうで、調べた限りの特徴としては、

    ・牛乳たっぷり
    ・ヨーグルトたっぷり
    ・羊肉
    ・スパイスの効いた肉団子
    ・野菜少なめ?
    ・超絶辛い

    こんな感じのホワイトカレーらしいです。
    どうやらカシミール地方は肉食と菜食がかなり極端に分かれている印象で、ヤクニは「肉汁」という名前通り、かなり肉に偏ったもののようです。
    ヒマラヤの麓とあってものすごく寒い地方なので、こう言った「ミルク・油・肉がたっぷり」な食事が発展するのでしょうね。

    ところで、カシミール料理について調べていたら、面白いことを知りました。
    「ヒンズー教では牛は神聖な動物で、絶対に食べない」というのはご存じの方も多いでしょう。実際、インドには牛肉の食肉加工・販売・単純所持すべてが違法とされている州もあるくらいです。
    しかしその一方で、水牛に関しては何の抵抗もなく普通に食べているそうです。
    その理由は、水牛は「マヒシャ」と呼ばれる悪魔の化身だそうで、それゆえどんな扱いをしても問題ないのだとか……。
    我々がインド(ヒンズー)料理を作ろうとする際には、無条件に牛肉を外しがちですが、単に味を再現するだけならば、水牛肉の代わりとして牛肉を使うのもアリなのかも知れませんね。
    (当たり前ですが、これをヒンズー教徒に食べさせちゃ駄目ですよ! 洒落になりませんから)

    さて、ヤクニに話を戻しましょう。
    特徴を眺める限り、作れないようなものではなさそうです。
    とりあえず、いつも作ってるカレーをベースにアレンジする方向でやってみようと思います。
    それでは、レシピから行きましょう。



    ◆基本カレー具材(6人分、最低これだけあればカレーにはなります。これだけでは寂しいですけどね)
    ・カレー粉(こちらのエントリで紹介したもの):40~46グラム
    ・塩:14グラム+仕上げ時に微調整
    ・にんにく:大1/2個
    ・すりおろし生姜:小さじ1
    ・ラード(チューブ):8~10cm(オリーブオイル大さじ5で代用可)

    ◆追加カレー具材(必須ではありませんが、あるとより美味しくなります)
    ・スタータースパイス(クローブ、ローレル、コリアンダー、オールスパイス):それぞれ少々
    ・冷凍玉葱(アメタマ用みじん切り):1個分
    ・ローレル(煮込み用。肉なしなら不要です):4枚

    ◆スープ(この辺りはお好みでどうぞ)
    ・カットトマト缶詰(400cc):1缶(今回は使いません)
    ・鶏がらスープ(冷凍1cm角):4ブロック
    ・赤ワイン:50cc
    ・コーヒー:200cc
    ・ギー(インド発酵バター):大さじ2
    ・マンゴチャツネ:小さじ1

    ◆野菜(いつも使ってるものでどうぞ)
    ・玉葱:1個
    ・人参:1本
    ・エリンギ(2~3本入り):1パック
    ・ひよこ豆水煮缶詰(100グラム):1缶

    ◆肉その他(今回のカレーで使う特徴的な具材です)
    ・ラム肉(ジンギスカン用厚切り):270グラム
    ・スパイス肉団子(下記参照)
    ・牛乳:400cc
    ・ヨーグルト:200cc

    ◆スパイス肉団子具材
    ・豚挽き肉:190グラム
    ・オートミール:大さじ1
    ・牛乳:少々
    ・カルダモン:小さじ1/4
    ・ブラックペッパー:小さじ1/4
    ・塩:小さじ1/2
    ・クラッシュアーモンド:10グラム



    今回はヤクニ(カシミールカレー)ということで、牛乳、ヨーグルト、肉団子、ラム肉が入っている点、トマトを使用していない点が特徴的です。
    あと、ヤクニを作る際の注意点として、カレーでは肉を最初に炒めるのが一般的ですが、ヤクニは「肉汁をしみ出させること」が特徴なので、あえて炒めずに後から投入します。
    ただし、肉団子でこれをやるとホロホロに崩れてしまうと思うので、肉団子は最初にミニハンバーグのように炒めることにします。

    にんにくや玉葱は臭いがきついために好まれないそうで、カシミール地方では使うことは少ないとのこと。
    しかし、にんにくも玉葱もなしではきちんと味を出せるか自信が持てないので、あくまでも「カシミール風」ということで、今回は使うことにしました。
    あと、カシミール地方ではアーモンドなどのナッツ類が好まれるそうなので、それも加えることにします。とはいえ、単にカレーに放り込むだけでは能がないと思い、ここは一つ、肉団子の中に練り込む形で混入させることにしました。

    それでは行きましょう。



    料理を始める前の準備段階として、カレー粉46グラムはメインスパイス(33グラム)と仕上げ用スパイス(13グラム)に分けておきます。
    あと、塩もこの段階で計って用意しておくと、後でバタバタしないで済みます。
    右下のスパイスは後述するテンパリング用のスタータースパイスです。ローレル二枚分、クローブ、コリアンダー、オールスパイスをそれぞれひとつまみ。



    肉団子から作ります。



    オートミールは肉団子のつなぎ用です。パン粉でもいいのですが、オート麦のほうがそれっぽいかなと思い、目の前にあったので使いました(笑)
    豚ひき肉を伸ばして、牛乳でふやかしたオートミール、アーモンド、塩、カルダモン、ブラックペッパーを混ぜ、こねまくります。
    ハンバーグと同じで、結構気合入れてこねたほうが後々崩れにくくなると思います。



    こね終わったら、ミニハンバーグ作成。



    これで肉団子はオッケーです。
    なんか、これだけでも美味そうに見えるから不思議です。
    ハンバーグも追求すると奥が深そうですね。



    さて、次は野菜です。
    玉葱はざく切り、にんにくと人参はみじん切り、エリンギは輪切りに。



    人参のみじん切りがなにげに一番疲れますね。家電店に行く度にフードプロセッサーの前で数分は悩みますが、アレどうなんでしょうね。みじん切りのはずがペースト状になっても嫌だなあと思い、手を出していません。



    次にスープを作ります。
    これもあらかじめ作っておけば、野菜を炒めてからすぐに投入できるので慌てずに済みます。



    これは人によって色々なのでしょうが、私は赤ワインとコーヒーと鶏がらスープ、それに、後述するアメタマ用玉葱を解凍した際に出た汁を搾ってここに入れています。
    赤ワインはブランドによってどれくらい差が出るのかは分かりませんが、私は酸味・渋み・味の濃さのすべてが強く、そして安価なカベルネ・ソービニョンを選んでいます。
    鶏がらスープはアマゾンで「リケン 逸品中華 がらスープ(チキン) 1kg」というものを購入し、1センチ角の製氷皿で冷凍したものをジップロック保存、ブロック単位で使用しています。
    これメチャクチャ便利ですね。



    では、火を入れましょう。
    まずはテンパリングで油に香りをつけ、その後アメタマを作ります。
    この作業に関してはテンプレなので、こちらのエントリをどうぞ。(別窓で開きます)



    アメタマが出来たところで、肉団子投入。



    ハンバーグの要領で、表面を焼いていきます。
    ここでちょっと失敗してしまいました。
    ハンバーグを焼くのに手こずって、せっかくのアメタマが少しお焦げに……。
    この作業は、別のフライパンであらかじめやっておいたほうが失敗しないかも知れませんね……。



    野菜投入。



    本当は肉→硬い野菜→柔らかい野菜、という順番がセオリーですが、今回は硬い野菜(人参)がみじん切りにしてある(=火が通りやすい)ので、全部一気に行きました。



    玉葱がしんなりしてきたら、スープ投入。
    肉や野菜に火が通ってくると柔らかくなり、全体の量が減ったように見えてきますので、そのあたりを目安にしても良いでしょう。



    ひと煮立ちさせます。



    牛乳&ヨーグルト投入。



    ここでもまたひと煮立ちさせます。
    普段はこの段階で水を入れるのですが、今回は牛乳を入れたら水を入れる余地がなくなりました(笑)



    にんにく、すりおろし生姜、ラム肉を投入。



    ジャンジャン入れます。
    しかし、焦げたアメタマが目立ちますね……。



    ローレル、塩、カレー粉(メイン)を投入。



    「ただの煮込み料理」が「カレー」に転生を遂げる瞬間です。



    ギー(インド発酵バター)、マンゴチャツネを投入。



    これで入れるべきものはすべて入れ終わりました。
    あとは弱火にして、ひたすら煮込みです。



    キッチンタイマーを設定、使った皿などを洗いつつ4分おきに鍋の底をさらう要領でかき混ぜます。
    あくまでも焦げ付き防止が目的。むやみにかき回す必要はありません。



    7~8回くらい繰り返すと、いい感じになってきます。玉葱が完全に透明になったらオッケーです。
    火を止め、今度は熟成のために寝かせに入ります。

    以前は寝かせは二日間と決めていましたが、最近は三日間寝かせるように変えました。
    体感ですが、当日より二日目が、二日目より三日目が、そして三日目より四日目が圧倒的に美味しいのですが、四日目と五日目ではそれほどの巨大な差を感じないためです。
    具体的には木曜の夜に作って、日曜の夜と月曜の朝に食べる感じですね。
    冬以外は常温では傷んでしまうため、私の部屋の冷蔵庫のうち一段をカレー寝かせ用として確保してあります。
    冷蔵庫にスペースがなければタッパーでもジップロックでも問題無いですが、こぼしたりしたら目も当てられませんし、やはり鍋ごと入れたほうが手軽でいいですね。
    なんにせよ、くれぐれも食中毒にはご用心を……。



    そして三日の時が流れた……。



    三日間寝かせたのち、軽く水で緩めてから仕上げスパイスおよびラード(あるいはオリーブオイル)を投入、塩で味を整えれば完成です。
    塩加減については、こちらのエントリで説明しています。(別窓で開きます)



    食べた感想ですが……なんだか、あれだけ牛乳とヨーグルトを大量に投入したにも関わらず、思ったよりもずっと普通のカレーですね……。
    もっと「まろやかクリーミー」を想像していましたが、「ちょっと牛乳臭い普通のカレー」でした。
    ミルクこってり感を出したいのであれば、生クリームとかを入れたほうが良いのかも知れません。
    ここらへんはもうちょい研究の余地がありそうです。
    なお、牛乳のせいかヨーグルトのせいか、あるいは肉団子から染みだしたか、他のカレーに比べて塩分が強く感じられます。特にヤクニの場合、塩は少なめ少なめに攻めたほうが良いようです。

    ちなみに、今回の配分ではピリ辛的には本物のヤクニにはまったく及んでいないと思われます。(何しろ本物を食べたことがないので)
    今回のカレー粉にカイエンペッパーは8グラム入っている計算になりますが、好みによりさらに追加すると良いでしょう。ピリ辛が苦手でない限り、辛さ二倍(+8グラム)くらいまではわりと普通に食べられます。チャレンジャーな方は+16グラムくらいを試すのも良いかもしれません。

    あと、ミニハンバーグは最後に入れたほうが良いようです。
    煮崩れこそしませんでしたが、味が染みすぎてしまい、ラム肉とたいして変わらない味になってしまいました(笑)
    せっかく凝った味にしたのですから、しっかり目に焼いて、食べる直前に入れたほうが楽しめると思われます。
    今回はカレー調理の基本テク、テンパリングとアメタマについて書きましょう。
    少しでも本格的なカレーを作ったことがある人には、今更何をか言わんやといった話でしょうが、この先のカレーに関するエントリでもこれらを前提として進めることになりますので、避けては通れません(笑)



    まずはテンパリングについて。
    これはカレー調理において、コンロに点火して一番最初に行う工程です。
    食用油(私はオリーブオイルを使っています)にスパイスの香りを付けることで、料理全体の風味をぐっと持ち上げるのです。
    後述するアメタマが「料理の味の土台を固める」役割だとすると、テンパリングは「料理の香りの土台を固める」役割と言ったところでしょうか。
    私は「最低限のスパイスをいつもどおりに」という程度ですが、人によっては物凄くこだわりがあるようで、カレーの種類ごとにスパイスを入れ替えることもあるそうです。



    テンパリングにはパウダーではなくホールのスパイスを使うのですが、これを「スタータースパイス」と呼びます。文字通り、カレー作りはここからスタートするわけですね。
    今回使っているのはローレル、クローブ、コリアンダー、オールスパイスです。
    ローレルは香りがとても良いのもメリットですが、テンパリングの進み具合が見えやすいので、とても重宝します。



    オリーブオイルをたっぷりめに、極とろ火で開始。
    可能な限りの弱火で、できるだけゆっくりと。時間をかけ過ぎて失敗することはまずありませんが、速くやろうとすると高確率で焦げてしまいます。
    ローレルが茶色くなってきたら、火を止めてスパイスを捨て、香りの付いたオリーブオイルはひと通り鍋に馴染ませてから、小皿によけておきます。
    後述するアメタマが終わったら、肉や野菜を炒めるのですが、その際には油はほとんど飛んでしまっているので、小皿によけておいたスパイス油を使うわけです。



    次に、アメタマについて。
    アメタマとは飴色タマネギのことで、カレーのみならず煮込み料理やスープ類では大活躍します。
    カレー的には「アメタマは必須スパイスの一種」と断言する人も多いくらいで、それほどに重要な工程とも言えるわけです。
    熱した玉葱は基本的に甘くなるものですが、アメタマはその究極系とも言える状態です。
    体感的には、これを入れると一口目を食べた瞬間の「あ、美味い」が強くなる気がします。人間が最初に感じる味覚は「甘み」なので、それに関係しているのかも知れませんね。

    ただ問題がひとつ。
    多くの人がアメタマの存在を知りつつも手を出さずにいるのですが、その理由はただひとつ、「面倒くさいから」です。
    そう。まともにやったら、とんでもない時間がかかるのです。
    みじん切りにした玉葱をフライパンで延々延々延々延々と掻き回さなければなりません。40分くらいはかかるでしょうか。量によっては一時間を軽く越えます。しかも、ちょっと目を離したら焦げて台無し。やってられません。
    そこで、色々と裏技を駆使して時間を短縮するというわけです。

    裏ワザその1、冷凍&解凍。



    普段から冷凍庫の中に玉葱のみじん切りをジップロックなどで保存しておきます。
    こうして冷凍したものを比較的高い温度(私の場合は800ワットで3分です)で解凍すると、玉葱の細胞組織が破壊され、中の水分が一気に出てきます。
    これを軽く搾ることで玉葱の中の水分が大幅に減り、これだけでも時間は半分以下になるのです。
    なお、搾った玉葱汁をカレーの味付けに使わない手はないので、決して捨てないようにしましょう。
    また、この汁を絞りすぎると炒めた際にムラが増えて綺麗なアメタマになりにくい傾向があります。お玉やヘラなどで軽く押して、「汁が出にくくなったな」というくらいで充分です。

    さて、これをさっきテンパリングした油で炒めるわけです。
    その前に裏ワザその2、塩をひとつまみ振りましょう。
    塩を入れると浸透圧がうんちゃらかんちゃらで、水を玉葱から吸い取り、飛ばしてくれるのです。

    冷凍→解凍→汁搾り→塩振り→炒め開始。

    この手順を踏むことで、普通は40分くらいかかるところが10分で出来ます。
    火加減は弱火で。最初のうちだけは中火でもいいですが、焦がす確率が増えます。
    水分が飛んでパラパラしてきたら、必ず弱火にしましょう。



    5分くらいでパラッパラになってきて……。



    10分でこんな色になります。
    写真ではまだちょっと白いですが(手を止めて写真を取るのが難しいのです(汗)、ここまで来ると、どんどん茶色くなって行きます。
    この写真くらいまで茶色くなったら、次の工程に進んでも問題ありません。
    さっき小皿によけておいたスパイス油を追加して、肉とか野菜とかを炒め始めましょう。
    そうこうしているうちにも、アメタマ化は進んでいますので。

    注意点として、もちろんアメタマは普通のルーカレーを作る際にも有用で、下手に隠し味を凝るよりもずっと美味しくなると言われています。(私は試したことがないので伝聞です(笑)
    しかし、この場合、塩はルーカレーに既に入っているので、アメタマに塩を振ると味のバランスを乱してしまうことになりかねません。
    よって、ルーカレーや既に味付け済みの料理にアメタマを使う場合には、塩を振らないほうが無難と思われます。



    これでカレー調理の前提となる作業は完了です。
    この後は、それぞれ目的のカレーに合わせて調理することになります。
    まずは、すべての元となるカレー粉について。



    この植物の種。これがクミンと呼ばれるカレーの基本スパイスです。
    一般的な日本人が「カレー」と認識している、いわゆる「カレー風味」はその大半がこれに依存していると考えて良いでしょう。
    この他に何種類かのスパイスを混合するわけですが、日本人が期待するようなカレー味に近づけたいのであれば、調合スパイスのうち50~60パーセントはクミンにしたほうが無難と思われます。
    エスニック&エキゾチックな味を出したいと考えるのであれば、クミン比率を減らすことで「日本人の考えるカレー」から離れていきます。



    クミンを電動コーヒーミルなどで粉状にすると、このようになります。
    ミルにかける前にフライパンなどで軽く水気を飛ばしておくと、出来上がった粉がベタつかず、扱いやすくなります。
    なお、スパイスはパウダー状でも売られており、大抵の場合、そちらのほうがきめ細かい粉になっています。
    私はホールから挽いてパウダーにする工程が好きなのと、あとテンパリング(←別窓で開きます)にも使えるのでホールを好んでいますが、もちろんパウダーを購入してもまったく問題はありません。
    いずれも、業務スーパーなどを探すと比較的安価に手に入れることができます。
    小瓶で売っている10~30グラムのものよりも、袋で売っている100グラム単位のものをオススメします。



    同じ要領で粉にした各種スパイスを規定の比率で混合します。
    混合前のカラフルなスパイスは、こうして眺めるだけでワクワクして来ますね。
    ちなみに、中央がカイエンペッパー、上がコリアンダー、時計回りにフェネグリーク、オールスパイス、フェネルシード、ターメリック、クミン、カルダモンです。
    スパイス配分は以下のようになっています。

    基本スパイス
     ・クミン:50パーセント(40グラム)
     ・コリアンダー:15パーセント(12グラム)
     ・ターメリック:15パーセント(12グラム)
     ・オールスパイス:10パーセント(8グラム)
     ・カルダモン:10パーセント(8グラム)
    合計:80グラム

    まずは「間違いなく美味しい」と思える配分を基本スパイスとして作ります。
    この時点ではまだカイエンペッパーを計算に入れていません。
    カイエンペッパーは基本スパイスとは別計算で、辛さの好みに応じて調節することになります。
    20グラムで中辛~やや辛口といったところでしょうか。

    追加スパイス
     ・カイエンペッパー:20グラム
    合計:105グラム

    ちなみに、スパイス比率はエクセルで管理し、目的の総スパイス量に合わせて配分が計算できるようにしてあります。
    これをよく振って混ぜあわせ、カビ防止に乾燥剤を放り込めば完成ですが、できれば数日程度放置したいところです。
    スパイスはお互いに味や成分を吸収しあうため、混ぜた状態で放置することで味が馴染み、安定するのです。



    ちなみに、スパイス使用量は6人前を一単位として40グラム程度(カイエンペッパー追加済み)です。
    我が家は家族三人構成なので、夕食と翌朝の二食分、合計で6人前というわけですね
    更にこの40グラムに対し、試験的に使ってみたいスパイスを加えることで完成となります。
    例えばフェネグリークを試してみたいときには、

    上記40グラム+フェネグリーク4グラム=合計44グラム

    このようなスパイス構成となります。



    参考までに、これまでに試した追加スパイスの所見を。
    上記基本スパイスに下記スパイス4グラムを追加することで味の変化を試しています。
    あくまでも私個人の感じた所見ですので、個人差によって感じ方は変わる可能性はあります。この点はご理解ください。
    ここは試すごとに随時追加更新していく予定です。

    ・フェネグリーク
     味がまろやかになり、子供にも食べやすいカレーになります。
     その半面、各スパイスの個性が消える傾向にあり、スパイス感を楽しむのには向いていません。

    ・コリアンダー
     柑橘系に近い爽やかさが増します。
     トマトやりんごジュースなどの酸っぱい系素材と相性が良く、夏向きの爽やかカレーに向いています。

    ・クローブ
     単体ではやたらにクスリっぽい香りが鼻につきます。
     カレーに入れると、酸っぱさをやけに強調してしまい、しかも飲み込んだ後に奇妙な甘さとなって喉の奥に絡みつく気がします。
     これを使う際には、4グラム(10パーセント)ではキツイかもしれません。

    ・シナモン
     ふんわりと甘い芳香が特徴で、これを混ぜることでホテルで出されるような高級感を演出できます。
     また、ビーフカレーときわめて相性が良く、牛肉をとても美味しく引き立ててくれます。

    ・ナツメグ
     他のスパイスの特徴を際立たせ、尖らせる効果を持っているように感じます。
     「いかにもスパイスカレー!」と言った鮮烈なスパイス感のカレーを作りたい時に入れると良いようです。
     飲み込んだあとに、若干ながらフルーツっぽい爽やかさが後味として残るのも特徴です。

    試験的に混ぜて良い結果が出たスパイスは、レギュラーとして基本スパイスに加え、改めて配分を考え、ちょっとずつ改善を重ねて究極のカレー粉を目指すわけです。
    おや? 珈琲の木の様子が……?







    なんか4月いっぱいにかけて蕾がワラワラっと育ち、ここ2、3日の陽気で一気に開花しました。
    同じように密集して咲いている枝が3つ4つあります。
    どうやら以前の花は、家の中に退避していたため、暖房で勘違いして狂い咲いてしまったようですね。
    今回が本来の開花時期で、初夏に開花して秋に実を収穫する、というのが正しいサイクルの模様です。




    おまけ。



    ……確実に増えてますね。
    これも一種のミク沼というものでしょうか。
    そろそろネコブチさん放逐を検討する必要があるかも知れません……。
    ふと気付いたら、実がつき始めていました。
    三年目の冬に開花、春に実がつき始め、初夏には収穫できるといったところでしょうか。



    こんな感じで、花がしおれた根元のあたりが膨らんでいきます。



    枝のあちらこちらにポツポツと。



    これが一番の有望株……だったのですが、ツマグロヨコバイを追って枝を揺さぶったり、霜対策で屋内に入れたりしてるうちに、一番大きな三粒がポロリと落ちてしまいました……。
    なにげに今年一番のショックな出来事です。
    落ちた実をただ捨てるというのももったいないので、ナイフで開いて中を見てみました。



    ちゃんとコーヒーしてますね。
    次からはもうちょい慎重にやるとします。

    明けましておめでとうございます。
    ここ二ヶ月ほど本ッ当に変化がなくて放置してたコーヒーの木観察日記ですが、新年早々変化があったので報告をば。



    大きさは今までとまったく変わらないのですが……。



    花芽らしきものが出てきました。
    見た感じ、3x3の9個くらいが纏まって生えてるようですね。
    早いものはすでに白くなりつつあり、蕾っぽくなってます。



    一箇所だけではなく、あちこちにチラホラと。
    どこかのブログで3月頃に花が咲いたという報告を読んだことがありましたが、もうちょいと早く咲きそうな雰囲気です。
    このまま順調に実までなってくれると嬉しいのですが……。



    2015年1月7日追記



    花が咲きました。
    もうちょっとかかると思っていたのですが、思いの外はやく咲きましたね。
    大きさは2cm程度、細長い純白の花弁を5つ持ってます。



    もう一つの鉢でも。
    ちなみにわたしの部屋に退避してる鉢に関しては、蕾どころか花芽すらも見えません。
    やはり日光が一番重要な気がします。
    鉢皿を買って屋内モードにしました。
    去年は寒さで葉っぱを少しやられてしまったので、今年は早めです。



    キャスター付きでゴロゴロできるやつなので、家の中でも移動が楽ちんです。



    三つまとめるとあまりにも場所を取り過ぎるので、一つは私の部屋で観葉植物化してます。


    先月から、ほとんど変化なし。化成肥料なんかも入れたりはしてるのですが……。
    どうやら、「今年はもういいや」と決めたっぽいです。
    こんな調子で来年に花は咲くのでしょうか……。


    台風でポッキリいかないか心配でしたが、持ちこたえた模様です。
    高さは一番大きなもので170cmほど。2mを超えたら収穫が困難になるので、調節していく必要があるとのこと。
    早ければ三年目に当たる来年くらいに花が咲く可能性がありますが、日本での育成ブログなどを見ると、7,8年でようやく……などという話もあるようです。

    そういえば、葉っぱの色にそっくりな鮮やかな緑色のカナブンが止まっていたのですが、写真を撮ろうとしたら逃げてしまいました……。次こそは……。


    鉢植えを大きくした時期が良かったのか、はたまた天候が良かったのか、ものすごい勢いで巨大化中です。
    最初からわかってはいたことですが、そろそろ三つ管理するのもしんどくなってきた気がします……。
    室内用の観葉植物とか触込んで、ひと鉢を誰かに貰って頂けないでしょうかね。
    いや、でも三つあれば採れるコーヒー豆も三つ分ですね……。どうしたものやら。



    もうすっかり若木としての貫禄が出始めてて、伸びた先から茶色い樹皮が形成されつつあります。


    大きな植木鉢に植え替えました。
    すでに10日ほど経ってますが、きちんと定着してくれた模様で、新しい若葉が伸び始めてます。
    苗木をくださった方は「今年は数粒かねえ」と言われましたが、さて、どうでしょう。
    まずは花が咲かないとはじまりませんからねえ……。


    どうも葉っぱが茶色く変色してしまうので、少し調べてみたところ、大変な事実が判明。
    実は、コーヒーの木は直射日光に弱いそうです。なんてこった……今までずっと日光浴させてましたが、そりゃ茶色くもなるわけです。
    しかし、去年の夏はかなり日差しに晒していたのですが、順調に育ってました。
    苗木から若木に育つ過程においては、日光浴をさせたほうが良いのかもしれませんね。
    ともあれ、今年の夏は基本的に日陰モードで行きます。

    左の一本だけが異常に成長しているのですが、どうやらこれは土の硬さに関係している気がします。
    水をやると、左の一本の鉢はどんどん水を吸収していき、あっという間に下から流れ出てくるのですが、右の二つは倍以上の時間がかかります。
    考えてみれば、ハワイコナはキラウェア火山の火山灰で育ったようなものですから、それに近い水の吸収の良いサラサラな土壌が適しているのかも知れませんね。
    そろそろ鉢が小さくなってきて、より大きい物へ移すことを検討しているので、その際に土に関しても見なおそうと思います。
    使っていたダクロン弦はものすごく細い上にかなり伸びきっていたので、どれを買ったものかと少々調べてみました。
    理屈の上では弦が矢を押す速度が早いほどスパイン(矢の蛇行具合)が強くなるもので、弦は太くなるほど速度と飛距離は落ち、代わりに命中精度が上がるようです。(より合わせる糸の太さと本数で決まります)
    とりあえず30メートルを狙うぶんには飛距離は充分すぎるので、この際、太い弦を使う方向で選びました。



    FLEX HP ファーストフライト(BCY Sprctra 625)の18本。
    ノッキングポイントを白く塗ってあるのは識別用です。
    販売サイトによれば、100射程度で弦の伸びも安定してくるようなので、しばらくは慣らし運転が必要かも……。
    ……とか思いながら定例会で射ってみたところ、30メートルでいきなり10、10、9、9、9、9。びっくりしました。
    もちろんそれが続くはずもなく、例によってばらつくわけですが、それでもポカ以外のグルーピングはかなり良くなっている模様です。
    弦が良いというよりも、今までのダクロン弦が酷すぎたと言ったほうが良いのかもしれませんね。

    最近は温かい日中は庭に出して、夜は家に入れるようにしてます。
    そろそろ一日中表に出しといても良い季節かもしれませんね。
    とはいえ、2,3日前に夜まで表に出してたら、葉っぱが何枚かやられてしまったので、もう1,2週間は家の中で様子見です。


    葉っぱと見分けがつきにくいですが、赤い部分が新しく伸びた茎です。
    12cmくらいまで伸びたら成長は止まり、双葉の真ん中から新しい茎が出てきます。
    おおむね一週間に3cmくらいのペースで伸びるようで、だんだん持ち運びも困難になってきました。


    ちょっと弓の練習モードに入ってます。
    今年中に30メートル300点は取れるようになりたいので、もうちょい気軽に弓を射てるように的台まわりを改良です。
    おりしも、このあいだベッドが「バキャァ」とか音を立てて倒壊してしまったので、この際、布団は床に直引きにして、ベッド下にあった収納を縦積みにすることで的台にしました。
    更に、取っ手なしの台車を1980円で購入、ゴロゴロと引っ張るだけで簡単に的台の準備ができるので、「さて、弓でも射つかな」と思ってから準備完了するまでの手間が大幅に減りました。





    ついでにUP。ミクさんが増殖しています。
    音符付きのやつ(ネコブチ右)は、どうにも発色が薄くて安っぽさを感じます。
    食パンダッシュ(左下)はなかなか良いですね。思ったよりも大きくて、見栄えがします。
    だんだんネコブチさんの肩身が狭くなってる気が……。
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