焙煎に必要なもの。
・生豆
・焙煎器、フライパンでも可。
・セラミック網
・カセットコンロ
■生豆まずは生豆。どうやら「なままめ」ではなく「きまめ」と読むようです。
何気にこれを調達するのが一番苦労しました。
生豆の調達方法について調べたところ、業務用スーパーなどで買うのが一番安いとのことなので、近所の業務用スーパーを片っ端から当たったのですが、全滅。
中には電話で「生豆?色々ありますよー」と言われたので喜び勇んで店に行ったら、ニコニコしながら焙煎済みの豆を出されてずっこけたりする場面も。
結局、都内のそこそこ安い専門店で練習用にブラジルのナチュラル・ハニーショコラと言う品種を500グラム購入しましたが、最終的にはネット通販が一番安く上がる模様です。
都内で安く売ってるお店、ないでしょうかねえ?

今のところまだ大量の生豆を保管する容器がないので、容器を揃え次第ネット通販で買いたいと思ってます。
参考:
生豆ダイレクト [
URL]
■焙煎器これも結構悩みました。
定番としては以下の二つが上げられるようです。
・煎り上手 [
URL] : 5460円
・煎る煎る [
URL] : 3150円
結構高いですね……-w-;
これらがどのようなメリットがあるのかを調べてみたところ、チャフと呼ばれる薄皮が飛び散るのをある程度抑える事が出来ると言うのが最大の理由のようです。
ただ、どうしてもある程度は飛び散ってしまう事は避けられないそうで、どちらにせよ屋内で焙煎するのは現実的ではない模様です。
だとしたら、最初から屋外でやるものと割り切って、焙煎用の手網を使ったほうが良いのではないかと思い、ごく普通の銀杏煎り用の16cmの網を1500円ほどで買いました。

フライパン焙煎と言うのも興味はあったのですが、
・豆が滑って片面だけしか焼けず煎りムラが出来てしまう
・重い
これらのデメリットを鑑みて、スルーしときました。
■セラミック網別に無くても問題ないと思います。
遠赤外線による煎りムラ防止と言えば、何か本格的な響きでカッコイイですが、遠赤外線とか言っても大したもんじゃありません。
焼き魚と一緒で、火を直接当てずにセラミック網とかでワンクッション置くことで、熱が均等に豆に伝わるってだけの話です。
780円の魚焼き網に付属しているものを取り外して使用しました。

■カセットコンロ家にあったものをそのまま使用しました。
いわゆるキッチンのガスコンロでも何の問題も無く焙煎は可能なのですが、デメリットが二つほどあります。
・煙がかなり出る
・豆が爆ぜた時にチャフ(薄皮)が飛び散る
これは両方ともデメリットとしては大きいです。
珈琲豆は脂質を含んでいるため、煙とそれに伴う臭いはどうやっても残ります。
「珈琲の香ばしさなら良いんじゃない?むしろ歓迎よん」とお思いの方もおられるでしょうが、実際に焙煎時に発生する臭いは珈琲の心地良いそれではなく、えもいわれぬ甘ったるいものです。硫化水素も含んでいるので、身体に良いとも言えません。
珈琲のあの香りは、焙煎後の豆を冷却して数時間経った頃にようやく出てくるのです。焙煎直後は珈琲とは思えない微妙な香りで、人によっては長く吸いすぎると気分が悪くなる可能性もあると思います。
実際、屋外でやっても髪や服に気になる臭いが結構残ります。「悪臭」と言うほどではありませんが、嗅ぎ続けたいと思える臭いではありません。
本格的な自動焙煎機には脱硫装置も備わっているほどで、これだけでも屋内で焙煎を行う事は非推奨と言えます。
また、珈琲豆の脂質はもちろんチャフにもこびり付いています。コンロの周辺に張り付いたチャフの多くは掃除機などで片付きますが、何割かは確実に残るので、雑巾による掃除は必須です。

ミディアムローストでもこんな状態になります。
深く煎るほど大量にチャフが飛び散ります。
これらの点を考慮すると、やはり焙煎は屋内で行うのは避けたほうがよいと思います。
以上の理由で、持ち運びや掃除が容易なカセットコンロを選ぶ事にしました。
とりあえず、準備としてはこのくらいでしょうか?
次は、実際に焙煎した様子を順を追って報告したいと思います。
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